バッテリーあがって参ったのだ
久しぶりにバッテリーがあがった!
今日は夜間工事なんで、できるだけ早く終わって仮眠でもとろうと目論んでました。
相方と必死で頑張り、なんとか作業終了。
そしてキーを回すと「キュンキュン…キュ…」「ん!…あれ」再びキーを入れる「キュ…」僕と相方も…
「おい!」「なんで!」まさかのバッテリあがりに…
なんで?どうして?と久しぶりなんで、一人パニック。
いい年して情けないおっちゃん二人組(>3<)
少し落ち着きを取り戻し、とにかくどうにかして、直結してエンジンをかけないと。
夜間工事に間に合わない…。
とりあえず、現場の番頭さんに「バッテリあがりってしもた。ブースターあらへんかな?直結して欲しいんやけど…」
すると、「え~そんなんないわ。誰か持ってへんか聞いてみるわ」と、作業してる人たちに聞いてくれてる。
僕はホッとして胸を撫で下ろすも、一つだけ不安があった。
軽四でディーゼルの直結ってできるのか?
そう、今日の僕らの作業車はディーゼル車。
しかも周りを見回して見て、停まっている作業車は軽四しか停まってない。
僕の今までのブースタ直結経験は
1.軽四⇒軽四
2.普通車⇒軽四
3.ディーゼル⇒軽四
4.ディーゼル⇒普通車
5.ディーゼル⇒ディーゼル
6.普通車⇒普通車
見てわかる通り「同じ車種か、大きい車で小さい車」を助ける。
この二通りしかしたことないんですよ。
だから今回のように、小さい車で大きい車を助ける、こんな「柔よく剛を制す」みたいな経験はありません。
しかし、時間は刻一刻と過ぎていきます。
そんなときに救世主登場!
「ブースターあったで」
といかにも優しげな、人の良い顔をした職人さんが持ってきてくれました。
番頭さんに電話して、番頭さんの軽を僕の車に持ってきてもらいます。
そして、エンジンルームを開ける。軽のほうも同じく。
そして僕は不安だったので、「軽のエンジンはかけたままで。赤をプラスに接続して」
それから「黒をマイナスに」とブースター直結!
幸い両方の車のバッテリーから煙など出ていない。
「5分ぐらい放置しよか、ディーゼルのほうがバッテリーでかいし」
と放置プレイ開始。
なぜかその間に集まる人々。
そして相方はタバコ吸いに喫煙所に向かった。
僕はその背中を見ながら、スマホを取り出し「ねこあつめ」をスタート。
現場に響く軽四のエンジン音が「兄さん!がんばって!もう少しやで」と言っているように聞こえる。
たばこを吸い終えた相方が「そろそろ賭けてみよか!」と言う。
ぼくは無言で車に乗り込みキーを廻す。
「キュル・・・ブーンブーン!どどどどど」「よっしゃーかかった!かかったで!」
大喜びな僕たち、みんなにお礼を言い、ブースターを貸してくれたオジサンに「おおきに!ホンマ助かりました」
と大御礼!そして無事会社に帰り夜間工事へ。
備えあれば患いなし「車にはブースター」を
なんかそんな言葉が頭で渦巻く。
社長さんブースター買って下さいねと願いつつ。
今回の教訓は「軽→ディーゼールは可能」
という貴重な経験値を獲得することができたことでした!