MTB乗りなら基本「スタンディング」ができないとね！
なにそれ？「スタンディング」って？
それは、禁煙もなんとか続いた去年の忘年会でのこと。
久しぶりに集まった友人達に、最近自転車を買ったことを打ち明けた。
「お～マウンテンバイク買ったんか」
「ほな、ウイリーできるようにならな！」
「いやいや、やっぱりバニホやで！」
とすき放題に言う友人達。
やたら専門用語も多い。なぜなら、僕の友人達はみんなモトクロスをやっているから。
「てっいうか、なんで、モトクロとちゃうねん」と言うてくる。
僕が基本「あまのじゃく」であることを知っている友人達は、こぞって僕をからかう。
「お前ら俺に何を求めてるねん」と言い返す僕。しかし話しは止まらない。
すると、とある友人が口を開いた。
「お前らみんなわかってないなぁ。MTB(マウンテンバイク)と言ったらスタンディングやんけ！これができひんかったら、全ての技に繋げられへんやん！」
すると、「お～。そうや」「その通り」とやんややんや。
コイツら…技繋げるって？レースや大会ちゃうちゅうねん､しかしスタンディング？何それ。
「なんやそれ？」
と聞く僕に、「これや」と動画を見せてくれる友人。
動画を見ると巧にバランスをとり、足をつけずに立っている。
「こんなん、できるわけないやろ」
「いやいや、これができひんうちは、俺はお前をMTB乗りとは認めへんで～」
「ハァ！お前何様やねん」
という取り留めのない会話が朝まで続いた忘年会。
スタンディングをやってやろう！
翌日、なんだか友人達の無責任な発言が頭に残っていた二日酔いな朝。
やったろやないけ！と心に決めた僕。
早速ネットで調べなおす。
沢山出てくる動画を見て、この二つに決める。
【自転車ドリル】スタンディングで10秒 - YouTube
トラトラ道場｜基本テクニック編 入門 - YouTube
動画にあるように、何かにもたれると、スタンディングがやりやすいらしい。
しかし住んでいる土地がら、そんな都合のいい壁のある公園なんてない。
そこで、そんな動かないので、練習場はベランダに決定。
早速やってみると、立つことは壁にもたれれば、意外と簡単にできた！
「これなら…」と意気込み、壁から自転車をバック！「うお！」すぐにバランスを崩して、足を付いてしまう。何度かやってみるも上手くはいかない。
「難しい…」
30分ほど挑戦するも全くできず、これは長期戦になるな、と覚悟を決めたおっちゃんでした。
