禁煙から何故か自転車にハマったオヤジです。

歯槽膿漏悪化で禁煙を決意!それから創意工夫で根性禁煙継続中!それからなぜだか自転車(MTB)の世界にハマり中です。

春の雨で桜が散っていく中での同窓会

桜満開の中、冷たい雨

f:id:seesonoro:20150405140839j:plain

冷たい雨の降りしきる中、久しぶりの小さな同窓会があった。
30年ぶりに会う友人たちに、大きく変わってびっくりしたり、変わらなくてビックリしたり。
時間を忘れて大いに楽しんだ。


そして、その帰り道、一人で桜の下を歩く。
冷たい雨のせいなのか桜が足元に散っている。
そんな、桜を見ながら思い出していた。
そう、心はあの時に少しだけ戻っている。

初めて無力であることを知った

中学も2年になれば少し大人びて未来が明るく見える時期。
厳しい先輩も受験であまり出てこなくなり、後輩たちから先輩と言われなんだか偉くなった気がする。
みんなが浮かれるそんなときに、僕は一人悩んでいた。
そう、今ではそんなに言われないが、両親の離婚だ。
自分の人生の地盤が、足元が、全部無くなった気がしていた。
昔の離婚に対する世間の見方は大変に厳しく、更にそれが田舎ならば余計に冷たく厳しい。
当然近所でも冷たい目線にもなる。
僕はだんだん学校にも行かなくなって行った。
別にグレルわけでもなく、あまりの無力な自分に完全に冷めてしまった。
今で言う「引きこもり」に近い。
そんな僕なのに、友人たちはいつもと変わらず遊んでくれた。
そのことが嬉しかったり、羨んだり・・・。

中学3年にもなると、誰も居ない家で、一人で作って食べる夕ご飯が、当たり前になっていた。
学校に行っても勉強も聞かず、途中で帰ってしまう。
そして帰り道に、スーパーで、晩御飯のおかずを買う。
フラフラと歩きながら、無駄な日々が早く無くなることばかり考えてた。
そんな時も変わらずに接してくれた友人たち。
一緒に少し悪いことをしたりして良く笑った。
きっと、ずっと一緒に遊んでいられると思っていた。
でも、そんな日々も働き出すことによって無くなっていった。

そんな友人たちと、久しぶりに飲むお酒の味は格別だった。
口には出さないけど、あの時みんなに会えてなかったら、きっと僕はここには居ないと思う。
ほんとにありがとう。
そう思いながら、フラフラとした足取りで、トボトボと家路に向かって歩く。
ポツポツと傘に雨のの当たる音が聞こえるぐらいの通り道。
もう少しだけ前に向いて頑張ろう、「悪いことばかりが続くわけない」そう思って歩いた日々を思い出して。

広告を非表示にする