【もしもと考える恐怖】予期せぬ来訪者【後編】
考える程にことの重大さに気がつく。
ということで、
前回のエントリーからの
ラストとなります。
前回の記事では、
妻からの話しを、多少脚色しましたが、おおむね記事の通りのことが、起こったそうです。
私が家に帰ると、こんこんと、話しくれました。
最初は娘に対して、
「なんでオートロックを解除したの?」
「どうして、家に勝手にあげたの?」
と怒ったそうですが、それは「男」のペースに巻き込まれたことがわかり、自分も悪いと感じて二人で反省したそうです。
そしてあらためて考えると、ジワジワと恐怖が出てきて二人で泣いたそうです。
なぜなら、
もしも、強盗だったら。
もしも、変質者だったら。
さらに、強盗や悪戯目的による、下見だったら。
そう考えると、恐怖が襲ってきて、体が震えたそうです。
今回は、良くある詐欺工事のようでしたが、これが上記のような目的なら、命の危険が……。
今回の反省ですが、
まず、悪い流れが重なる。
今回のことで思ったことは、
いろいろなことが、重なり「予期せぬ来訪者」を呼びこんでしまったことです。
・インターホンでの応対。
相手はなんとしても、入って来ようと、子供だろうがお構い無しに、強く押しきって来ます。
この時、妻は寝ているし、帰って来たと思った僕がお通夜で居なかったので、対応が雑になってしまった。
・オートロックを開けたこと。
これは子供なんである程度はしょうがないですが、ホントに慎重にしないと大事になると思いました。
知らない人、業者は断るとのルールがやはり大事です。
・玄関編み戸
今回は本当に、これが一番ダメでした。
このせいで、男が勝手に入って来たようなもんです。
しっかりとロックして、せめて外から開けれないように、対策をしないとダメですね。
なんせ、最後の壁ですから。
さらに、大人が居る時しか、玄関編み戸にしないなどの、家族のルールも必要。
家族に怖い思いをさせたと、本当に反省しました。
怒りのおさまらない僕は、この話しを然るべき所に相談したのですが、
立証は難しいとのことでした。
何故なら、オートロックを開けたこと。
この行為が、許可したことになるそうです。
更に、名刺もないし、会社の名前も覚えていない。
これでは、厳しいとのこと。
でも、妻が追い返したことで、こういう悪徳業者は、リスクが高いので同じ場所には、来ないそうです。
家族が無事だったことは幸運でしたが、
私たちにとっては、とんでもないゴールデンウィークの始まりでした。