50歳から職人?検証してみた(大工さん編3)
残り二つの街屋と長場
なんか長々と書いてしまいましたが、
この二つですね。
宮大工さんでかなり長々としてしまったので、さっさと進めたいと思います。
みんなの街の大工さん街屋
この街屋と呼ばれるのは、別に大工さんに限ったことではありません。
どちらかと言えば現場の規模によります。
長期の現場を長場、その反対になります。
わかりやすい形で言うと、
家とかなどを手がけるのが、街屋になります。
そして、ビルとかの大きな現場のことを、
長場と言います。
街屋の大工さんが一番一般的な大工さんになると思います。
この街屋の大工さんも、ハウメーカーさんとか、いろいろ別れていきますが、細かすぎるので、割愛しますね。
【重い物はサルベージで吊り上げる】
まずは重い柱なんかは、
サルベージで吊り上げるのが一般的になってきたと思います。
昔は人力とか、チェーンブロックなんかで、上げてたと思います。
チェーンブロックは
こういう物ですね。
でも最近はあんまり使わないと思います。
他にもアッパーという道具もあります。
ですから、重い物を持つという体力も、
要らないと思います。
進化した電動工具たち
あとは技術的なことですけど、
確かに基本技術は要ると思いますが、
今や電動工具がかなり進化しました。
例えば、大工さんのイメージと言えば、
カンナをかけてるイメージがありますよね~。
一応ですが、カンナですが、
こういうのですな。
このカンナを持ってシューっと
カンナがけするイメージがあります。
今でも細かいとこは使ってはります。
今やそれが!
この電動カンナでウイーンですから!
更にさらに、
大工さんのイメージといえば、
口に釘を咥えての金槌ですね!それが今!
このエアー釘打ち機にエアーコンプレッサーをつないで、
プシュプシュと打ち込みます。
更に大工さんといえば、
のこぎり!
でも今や!
これで、シュイン!ですからね!
それなりに手間がかかる作業の効率化。
こんな感じで、
かなりの作業を電動工具で賄っています。
でも、細かい所は、カンナでも釘でも、
ノコでも手作業になります。
電動使い放題の街屋と宮大工の大きな違いですね。
更に言えば「加工場」で、材木を図面通りに加工。
それを現場に運搬して組み立てる。
今はそんな現場作業も増えてきてます。
そういう意味では、この街屋さんの大工さんなら、
時間と根性は
いりますが、50歳から見習い大工も可能かも
しれないです!