禁煙から何故か自転車にハマったオヤジです。

歯槽膿漏悪化で禁煙を決意!それから創意工夫で根性禁煙継続中!それからなぜだか自転車(MTB)の世界にハマり中です。

【HULU】ボウリング・フォー・コロンバインを今更見てみた

コロンバイン高校の銃乱射事件のドキュメント

 

ボウリング・フォー・コロンバイン [Blu-ray]

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 最近HULUのラインナップが充実してます。

そんななか、昔話題になった映画

ボウリング・フォー・コロンバイン」を今更ながら見てみました。

だいたい、こんな僕がドキュメント・・・・うーん見ないタイプです。

でも、意外と考えてみることができました。

というか、人々の「恐怖」というものはいったいどこからきてるんでしょうか?

そういう考えにいたりました。

映画じたいは、突撃取材でのインタビュー中心なんですけど、

「アメリカ社会」の心の中の闇が描かれた作品だと思いました。

でも、これはもっと根源的に人間の中にある「恐怖」

をあぶりだしたドキュメントではないでしょうか?

 

解らない者に対する止まらない恐怖

きっとこの連鎖は多かれ少なかれ、

目の前にある現実だと思います。

この話では、

「アメリカの歴史」黒人を「奴隷」として扱ってきた背景があります。

これは、未だに根強く残るアメリカの社会というか、

白人社会がもたらした「支配」という人間の欲望の裏側ではないかと思います。

この映画では、この歴史をうまくアニメで短時間で表現しています。

ようは、自分たちがしてきた行為に対する「復讐されるかも!」というイメージが、

増幅されて「恐怖」の連鎖がはじまると。

相互理解というワードが今後を決めていく時代に入る

今までこの「恐怖」の連鎖によって、

人は差別され、争いを起こしてきました。

そして、この心の奥に眠る恐怖ってどこから来てるのか?

と考えてみました。

そしてフッと思ったんですよ。

同じだと。

怖いとか心配という感情はどこからくるのか?

それは「まだ来ない未来」に対して心配し、

考察し、最悪の状況を考え「恐怖」すること。

これは、以外に身近にありますよね、

誰でも。

例えば、

新しいプロジェクトを任されるかもしれないと上司から通達が。

これにはライバルであるあいつも悔しいだろう。

ひょっとすると、明日邪魔しに来るかもしれない。

そういえば、あいつには、前の仕事でも不満があったかもしれない。

やられる前に、何とかしないと・・・・

ようはこういうこと。

まだ何も「事」はおこってないし、

始まろうともしていない。

さらに言えば「アイツ」の気持ちや本心も知らない。

でも、人は未来を考えることで、生き延びてきた歴史があります。

これが「良い」も「悪い」も生き残ったあかしです。

ですから、知らない者に対して、最悪の状況を考え、

恐怖し、自分の周りを守ろうとあがく。

この考察じたいは間違いではない。

ただ、最悪の状況を考えたなら、同じように最高の状況も考えないと、

心のバランスが取れないと思います。

 

これが最悪「暴力」アメリカでは「銃」になっていく。

日本で言えば、「村社会」であったり「島国根性」だったり。

それが、大人社会でのいじめになってるのかな~。

などなど・・・・

 

人々の恐怖に対するドキュメンタリーですが、

僕の身かたでは、同じように、

相互理解に努力して理解を深めようとするドキュメントにも見えました。