もう五年もたっていた
あっという間の五年、何が変わった?
先日、ある人とお話ししていて、
「あれからもう五年もたちましたね~」
なんて話しをしてました。
確かに、あの日から五年もたちました。
「あの日」とは余りにもプライベートなんで、書くことはできませんが。
僕もトータルで考えて、
結局、ある意味「底」まで来た、
という風に思いました。
震災の恐怖と仕事の無い恐怖を味わった
僕は被災地から遠い関西でしたが、
予想以上の事が起こり始めてました。
そう、「すべての仕事がストップした」
という事。理由は簡単で材料が手に入らない。
これが、全ての業者です。
こうなると、理由はどうあれ、建築現場もストップ。
そうなると、仕事が全く無い日々。
この年、空前の赤字。
当然、給料も大幅に下がります。
何もする事か無いのに、会社に行く苦痛。
これは僕の心をかなり痛めつけた。
そして、政権も変わり復興ムードが高まる。
仕事も出始めて、ひとまず安心とするも、家族の不幸が起こり始め、連鎖が止まらない。
毎日が光の見えない日々。
そんな日々が続いて五年もたってしまった。
本当に最後の手段、Wワークも始めた。
今はもうこれ以上「下」は無いというところまで来たとおもう。
あとは「登る」しかない。
当然、登りは登りでしんどい。
不安もある。
でも、希望を信じて登るしか無い。