父も母も間違える大型スーパーだった
ということで勘違いしそうなタイトルですが、僕が子供の頃のお話。
西武じゃなくて西友だよ?
ということで、僕が小さな頃の買い物といえば、西友でした。
そう西武じゃなくて西友。
今でこそバリュー価格でcmもガンガン流れてる西友ですが、おそらくその当時は、
西武の庶民板が西友という位置付け。
そんな昭和ですが、小さな子供には、
すげー広いところで、おかずから服
更には子供のおもちゃまで売っている
アミューズメントパークでした!
だって、ガチャポンやゲーセンまであったんですから!
もちろんゲーセンには入れません。
何故ならその昭和時代は、
ゲーセン=不良
って決まってましたから。
そんな売り場が広い西友ですから、
当然あることが起こります。
そうです。迷子。
お父さん?あれ?お母さん?へ?
この子供の時の迷子パターン。
それは日常の買い物。
父についていろいろ見て回る。
少し時間がたち「なぁお父さん、あれ買ってなぁ」と話しかける。
振り向いた父親は「?」
子供も「?だれ」
となって固まる。
そして「うぁーん」と大泣き
最後、その父と間違えたおじさんに、
インフォメーションに連れて行かれる。
インフォメーションのお姉さんが放送入れる。
おかんが現れて激怒される。
そして更に大泣きする。
これがパターン1。
そしてまたある時、
食品売り場にて、
「おかん、お菓子買っていい?」
「ええよ。一つえらんどいで。」
「やった!」
といってお菓子売り場に走る!
そしておまけ付きのお菓子を手に持ち、
おかんの元に戻る。
そして「これ買っていい?」
といいながら買い物カゴにイン。
そのときおかんが子供の顔を見る
「あんた誰?どこの子?」
「おれ?おかんちゃうやん?おばちゃん誰?」
「うぁーん」
「ちょっと、、、僕」
「うぁーんうぁーん」
「ちょっと、、、、あっすいません!店員さん迷子みたです」
店員さんにインフォメーションに連行。
「お客様へ、迷子野お知らせです。
一階食品売り場にて、お買い物中の○○ちゃんのお母様。○○ちゃんが迷子になっていますので、インフォメーションまで起こしください」
そしておかん登場!
「あんた!どこ行ってるの!」
「うぁーん!ごめんなさい!だって、おかんが別のおばちゃんに変身したから!」
「あんたはほんまなにいうてるの!」
と、インフォメーションで泣いてばかりでした。
今はそんなに、迷子のお知らせって聞かないような気がします。
でも、その当時はインフォメーションに必ず二人ぐらいは迷子の子供はいてました。
だって一緒におもちゃで遊んだりして、
おかんがくるのを待って居ましたから。
買い物とは違いますが、
買い物での昭和のアルアルエピソードでした!